« 面接応答訓練 | トップページ | 就職に有利な大学? »

2011年2月26日 (土)

履歴書、エントリーシート、面接での表現内容

履歴書、エントリーシートを通すために内容に多少の手を加えて良いか?の質問をよく受けます。

まず、ウソは絶対にいけません。

「バレる」「バレない」の問題だけではありません。

一旦ウソをつくと、そのウソがバレないように次のウソをつかざるを得なくなり、また、そのウソがバレないように、再度また別のウソをつかなくてはいけなくなります。

履歴書、エントリーシートにせよ、面接での受け答えにせよ、一旦ウソをつくと、その悪循環にはまってしまい、結局は、不誠実な人間であることをアピールすることになります。

しかし、ウソではなく、自分の思いを大げさに語ることは悪いことではありません。

また、学生時代に頑張ったことを聞かれ、自分では、それほど頑張ったと自慢できるようなものではないが、恥ずかしいぐらい一生懸命頑張ったと表現することは、大切なことです。

これらは、表現力です。

自分の持っている「能力」や「思い」、「経験」は、当人にとって、特別のことではなく、ある意味「当たり前」のことです。

それを、そんなに大げさに表現してしまってはいけないのではないか・・・と考えるのは、この日本という非常に奥ゆかしい国に育った我々にとって、ごく自然な気持ちでしょう。

しかし、そこを敢えて表現していく力を企業は求めているのです。

どの企業も、自分たちの製品やサービスを広く多くの人々に広めていきたいと思っています。

しかし、自分たちの製品やサービスに自信は持っていても、自分たちにとっては「当たり前」の努力で、「当たり前」の結果を出したことです。

多くの人にその製品、サービスの良さを知ってもらうためには、企業も努力をして表現力を磨きます。

それが、広告戦略となり、我々消費者・利用者の手元に届くのです。

ここで求められるPR力があるかどうかを、履歴書、エントリーシート、面接を通して見るわけです。

外国人留学生が、なぜどの企業も自己PRを聞くのか?と疑問を持ちます。しかしそれは、この奥ゆかしい日本に育ち、今まで、自分の力を低め低めに表現してきた若者たちが、企業人として本当に自社の製品やサービスの良さを表現していけるのかを見るために、とても良い指標になると考えてのことと思います。

日本の学生たちは、この時点で学生から社会人に移行する洗礼を受けるといって良いでしょう。

繰り返しますが、ウソではありません。表現力を用い、自身を語るということです。

時々、やってもいない海外留学の話や、所属もしていない運動部の話を平然として、内定を勝ち得たと言って喜んでいる学生がいます。

何を大切に生きていくかを考えましょう。

ウソをついて、それがバレないなら人をだましてまで自分の欲しい結果を勝ち得ることが人生の目標なら、そのように生きていきなさい。

多分そのような学生は、人生の大切なこの時期をそのように過ごせば、必ずこの後の人生も同じように過ごすこととなるでしょう。

しかし、企業はその時は騙せても、入社してからが勝負です。

当然入社後、ウソはバレ、それなりの社会人人生となることでしょう。

目標は、内定獲得ではありません。

自分に誇れる人生を歩むことです。

|

« 面接応答訓練 | トップページ | 就職に有利な大学? »

大学生就活」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 履歴書、エントリーシート、面接での表現内容:

« 面接応答訓練 | トップページ | 就職に有利な大学? »