« どの企業に応募したら良いかわからない人へ | トップページ | 2013年新卒採用見通し 前年より増加傾向 »

2011年12月17日 (土)

就活生の親御さんへ

学生達から親が少しも今の状況を理解してくれないという嘆きを聞きます。

特に後3カ月で卒業の学生たちには、辛い年の瀬となっています。

親御さんは親ごころで、いろいろアドバイスをしてくださっていると思いますが、絶対に言ってはいけないこともたくさん子供たちに投げかけているようです。

「なんで内定出ないの?」

「ちゃんと就活やってるの?」

「この時期まで内定出ないなんて信じられない」等々

特にご自身の就活のころと比べて、「私は何社から内定もらった。」と言うことは、どんなに繰り返し言っても何の意味もないことです。

子供たちからすると、大昔の話です。

我々が昔、親たちから戦争の話を聞いた時、「お~お昔」と感じていたように、我々にとって、ついこの間のことでも、子供たちには、「お~お昔」の、桃太郎でも出てきそうな昔話でしかないのです。

現在でも、内定を何社からも取る学生はいます。しかしそれは極々一部です。

親御さんが昔やっていたような就活をしている学生たちで、内定を取れる子はいないと認識してください。

何社からも取れる学生は、親御さんの想像の何十倍も努力し、活動しています。

それほど頑張れる子はごく一部であることを認識していただき、それでは、どのようにお子さん方をサポートしていくかを考えてください。

お願いしたいことは、3つ。

①決して自分の昔の就活の自慢話をしない。(ひつこくなければ苦労話はOKです!)

②金銭的サポート。

スーツ、バッグ、靴等、今まで着たこともなかった服装にお金がかかります。

一着で済む人はいいのですが、特に男の子は着方も荒いため、スーツのくたびれも激しくなると思います。

2着以上必要になるでしょうし、最近の企業は、私服で来るように指示するところもあります。

私服とはいえ、普段着ではありませんので、その服にもお金がかかるでしょう。

また、説明会、面接等のための交通費も、ばかになりません。

③子供の話を聞く。

愚痴は勿論、説明会での話、社会情勢などをお子さんが分析して自分なりの解釈で話すことを聞いてあげてください。

基本は、親は黙って、子供に話させる。

ここで、親が話して、子供が聞く形を取ると、何の意味もなくなります。

言いたいこともあるでしょうが、とにかく聞くことに徹してください。

お子さんと離れて暮らしていらっしゃる親御さんは、何かしてあげたくても何もできなくて、もどかしいかもしれません。

でも、そばにいてあげられないことのほうが、そばでいろいろ心配して余計な言葉をかけたり、心配した表情をしたりするより、子供たちにはずっといい場合もあります。

子供たちが、頼ってきたら、そこにいることだけを示しておきましょう。

子供たちも戦っています。

親御さんも、言いたいことを我慢する戦いをすることで、共に戦うことになります。

よろしくお願いいたします。

|

« どの企業に応募したら良いかわからない人へ | トップページ | 2013年新卒採用見通し 前年より増加傾向 »

大学生就活」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 就活生の親御さんへ:

« どの企業に応募したら良いかわからない人へ | トップページ | 2013年新卒採用見通し 前年より増加傾向 »